2004年03月29日

裏読 S○NYのケイタイ戦略 SO505iSの戦略的位置-12-

a7a199d7.jpgさて、カタログもいよいよ最後の見開きです。
ここを飛ばして最終頁を先に解説したのは、勿論、ここの見開きこそが一番HOTな頁だからに他なりません。なにせ、機能満載のSO505iSの各機能を、読み手に解説する、一番の訴求のしどころなのですから。
ぱっと見て、3台のSO505iSが並んでいて、Movie、Music、Cameraと大きく3つのセグメントに分けられており、Z型に人間の視線が移動する事を考えれば、訴求したい順番にも納得がいきます。

~No.1~ Movie
モバイルムービーの解説です。
ここで、ある違和感を私は頂きましたが、皆さんはいかでしょうか?
一番のキャッチであるところの写真です。カウボーイらしき人物が映っているのですが、やはり数字に目がいきます。ん?000:11。 11秒経過。
しかし、下の緑のバーは既に1/3を過ぎて1/2にさしかかろうかとしています。つまり、
このモバイルムービーの全体の長さは30秒に満たない長さなのです
もし、私の部下がこの絵を持ってきて決済を求められたら、まずこの点を指摘するでしょう。ムービーの時間が短すぎる、と。
最大約2時間の再生が可能は売り文句の一つなのですから、すぐ左にもわざわざ行間を空けて、このコピーが書かれているではありませんか。
QVGAのフルスクリーンでも1時間の再生(勿論、最大容量の128MBのメモステは必要ですが)が可能なはず。
またしても、不可解な点が、動画再生の箇所に発見されました。

つづく・・・

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